お気に入りの白いタオルがピンク色に変色している…それ、ピンクカビかもしれません。
ピンクカビといっても正確に言えばカビではなくタオルに繁殖した雑菌なんですけどね、体に直接触れていいものではありません。
タオルについてしまったピンクカビの落とし方について実例付きで解説します。
タオルのピンクカビを落とす方法
タオルについたピンクカビを洗剤で落とす方法は、2つ。
- ワイドハイターなどの酵素系漂白剤で落とす
- キッチンハイターなどの塩素系漂白剤で落とす
1から試してみて、落ちなかったら2も試してみましょう。
ちょうどうちにもピンクに染まったタオルがあったので、落ちるかどうか試してみました。
ワイドハイターなどの酵素系漂白剤で落とす
まずは1の方法からやってみました。
お分かりでしょうか…白いタオルに薄っすらとピンク色が。
コイツをまずは一家に一本ある(?)酵素系漂白剤のオキシクリーンを使ってみようと思います。
水1リットルに対してオキシクリーンキャップ4分の1を加えて、手でぐるぐるかき混ぜます。
そしてそのままつけたまんまで3~6時間放置して待ちます。
私は長めに5時間ぐらいつけました。
その後、つけた液ごと洗濯機に入れて、そのまま洗濯機で洗って天日干しをします。
乾いて取れたかどうかを確認したところ、ピンク色は薄まっていましたが完全に白くはなっていませんでした。
おそらく、ピンクになってから長い間放ったらかしにしていたためと思われます。
時間が経てば経つほど汚れって落ちにくくなりますからね。
キッチンハイターなどの塩素系漂白剤で落とす
塩素系漂白剤はキッチンのコップやふきんを漂白、除菌する用の洗剤で結構強力です。なので、長時間つけているとタオルの生地が傷むかもしれないため「30分程度で取り出しましょう」と説明欄に書いてあります。
ただし、汚れがひどくて落ちない場合は少し長くつけておいてもいいとあったので、1~2時間程度までならおそらく大丈夫でしょう。
続いてはこちらのキッチンハイターを使用。
食べ物のしみがついてしまった娘のワンピースも一緒に漂白しちゃいます。
塩素系漂白剤は強力な洗浄力を持つ分、肌にとって刺激が強すぎることがあります。
直接手で触らずにゴム手袋をはめるなどして手を守りましょう。肌が弱い人だと手荒れが起きることがあります。
タオルをつけてから30分後、まだピンク色が残っていたので少しだけハイターを足して追加で30分つけ置き。
計1時間つけておいたらピンク色が消えていたので、ゴム手袋をつけてしっかり水洗いをして洗剤を落とします。
洗い終わったら洗濯機で脱水だけして干せば・・・
ついにピンクカビが消えました!タオル生地も傷んでいなくて一安心。
ピンクカビは漂白剤で落とすのが正解
今回は塩素系漂白剤でキレイになることが分かりましたが、
タオルのピンクカビを発見してすぐに漂白剤につけていれば、酵素系の漂白剤でもスムーズに落ちたんだと思います。
ピンクカビと思っていたのに実はただの「一緒に洗った服の色映りだった」というケースも意外とあるみたいです。
雑菌にしても色映りにしても、洗い終わった洗濯物はすぐに干して乾燥させることでタオルがピンク色になるのを防ぐことができます。
使った後は他の衣類と一緒にしないでカゴを分けたり、洗濯槽を清潔に保つなどにも注意しましょう。
買ったばかりのタオルのように白く戻ってくれると気持ちがいいし、もう清潔だと安心して使っています。
自宅にピンクカビがついているタオルがあるなら、捨てる前に1度試してみて下さい。
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