「オイルヒーターは電気代が高いんじゃないの?」
という理由でオイルヒーターを敬遠していませんか?わたしも買って使うまでは同じことを思っていました。
でも賢い使い方をすることで、デロンギオイルヒーターが1台あるだけで冬の生活がぐっと快適になるんですよ。
この記事では
- デロンギオイルヒーターの色々なシーンでの使い方
- デロンギオイルヒーター導入前後で1ヶ月の電気代がどれぐらい上がったか
- デロンギオイルヒーターのメリット・デメリット
などについて解説します!
デロンギオイルヒーターは寿命が長いが電気代は2倍
まずはオイルヒーターのメリットとデメリットを挙げてみました。
メリット
- 空気を汚さずホコリがまきあがらない
- 適温でじんわりとした日向のような自然な温かさ
- 本体が熱くならないため事故や火災の心配が少ない
- 空気が乾燥しない
- 丈夫で寿命が長い
エアコンやファンヒーターは風が強くてすぐに温まる反面、床のホコリが舞い上がるのがデメリットです。
オイルヒーターは電気代が高いし、あたたかくないという理由で手放す方も多いようですが、エアコンよりも実はずっと長持ち。
使用年数15~20年以上でも、一度も修理なしで問題なく使えているケースも少なくないみたいですよ!
デメリット
- 一ヶ月の電気代が2倍近くまで上がる
- 温かくなるのに時間がかかる
- 音がしないのでつけていたのを忘れて消し忘れることがある
消し忘れはタイマーセットで防ぐことができますけどね。
電気代は確かにアップしましたが、うわさで聞くような「5倍以上になった!」なんてことはなかったです。
オイルヒーターは使い方次第で色々な用途ができる
オイルヒーターは賢く使うことで、節電できたり意外な活用ができたりします。
低めの設定にする
低めにしたら寒いのでは?と思いますが、室温20℃ぐらいになるように設定でも十分です。
なぜなら、天井まで温まるオイルヒーターなら室温よりも体感であたたかく感じやすいから。
試しにダイヤルの最大の6にしたら暑いぐらいでした。外気温によりますが、2~3で快適な温度になるかと思います。
窓際に設置する
冷気は窓から入ってくる割合が大きいため、窓際にオイルヒーターを置くと効率よく部屋をあたためることができます。
窓に断熱シートを貼ったり、厚めのカーテンを完全に閉める等の対策をすれば、節電にもつながります。
エアコンとオイルヒーターを併用
真冬の朝方や、外出から帰ってきた時なんかにはすぐに部屋が温まるのが理想ですよね。
だけどオイルヒーターは部屋全体が温まるのに20~30分はかかってしまいます。
タイマー機能を使うのも手ですが、自宅に帰ってくる正確な時間が分からないとずっとつけっぱなしなのはもったいない気がします。
そんな時は部屋が温まるまではエアコンをつけて、ちょうどいい温度になったらオイルヒーターに切り替える方法がおすすめです。
持ち運んでトイレや脱衣所にも
エアコンのような取り付け工事は不要で、オイルヒーターはコンセントがある場所ならどこでも使うことができますよね。
冷え切ったトイレや浴室から上がった後の脱衣所との温度差が苦手という方は、小型のオイルヒーターが一役買います。
風も出ませんし、火事の心配もしなくていいからお年寄りや赤ちゃんがいる家庭に重宝すること間違いなしです。
わたしが寝室の暖房器具をオイルヒーターに決めた理由
オイルヒーターは、子どもが赤ちゃんの時に安全な暖房器具という話を聞いて買ってみようかなと思ってたんですね。でもその時結局買わなかったのは、良くない口コミが目に入ったから。

電気代がめっちゃ上がるとかあんまり温かくならないんじゃ、ないな~
でも今回改めてオイルヒーターのことを調べてみると、使い方や使う場所によってはオイルヒーターもありなんじゃない!?と感じたんですね。
私が寝室にオイルヒーターを選んだ理由
- 空気が乾燥しない
- 輻射熱と自然体流で温めるため、空気が汚れない
- 火事の心配がない
- オイルヒーター本体の手入れが必要ない
まず空気が乾燥するエアコンは、喘息発作を悪化させそうだから最初から論外でした。
遠赤外線ヒーター(電気ストーブ)も本体代金は安いけど火事が怖いから却下。残るは、
- ガスファンヒーター
- セラミックファンヒーター
- オイルヒーター
の3種類。電気代はガス・セラミックファンヒーターの方が安く済みそう。でもやっぱりネックなのが「空気が乾燥する」という点でした。
電気代はどのぐらい上がるのか怖かったけど、空気を汚さず乾燥しないオイルヒーター一択になりました。
デロンギオイルヒーターの使い心地
そしてついに、アマゾンにてデロンギオイルヒーターを18,862円で購入。
3月現在は値下げされていますね。すぐに必要だったからそこは仕方ありませんね。
デザインがレトロで和室によく合う色合い!見た目は気に入りました。
※我が家は6畳の和室で家族四人、布団を敷いて川の字で寝ています。
操作もダイアルで強弱を調整するだけなので、機械音痴の私でも簡単です。
デロンギオイルヒーターを使ってみた感想
電源のスイッチを入れてもすぐに温かくならないのがオイルヒーターの特徴です。
そのためスイッチを入れてすぐは、「ほんとに電源入ってる?」と疑う位。
30分、1時間と時間が経つうちにだんだんと部屋がぽかぽか温まっていきます。
最初はダイアルを「3」に合わせて、部屋が十分に温まったら「2」や「1」に下げると寝ている間ちょうどいい室温を保つことができました。
普段ガスファンヒーターをリビングで使っているのですが、温まり過ぎて頭がぼーっとしてくる時があります。
日中はつけたり消したりして温度を調節してますが、就寝中にしょっちゅう電源をオンオフするわけにはいきませんよね。
その点オイルヒーターは一旦温まればずっと一定温度を保ってくれるので、温度調節要らずで快適に過ごすことができました!
ただすぐに温まらないというのがデメリットでしょうか。寝る直前に思い出して、もっと早く電源入れとけば良かった!って思うことがよくあります。
肝心の喘息発作はというと、完全になくなったということはありませんが息苦しくて起きる回数は明らかに減りました!

ましになって本当に良かった!大黒柱が倒れたら電気代どころの話じゃなくなるもんね
オイルヒーターを1ヶ月6時間使い続けて電気代はどのぐらい上がる?
さあ、恐れていた電気代の請求。空気が汚れないことを最優先にとオイルヒーターを採用したものの、やっぱり電気代は安いに越したことはないですよね。
ほぼ毎晩約6時間オイルヒーターをつけていた今年の2月と、なにもつけていなかった去年の同時期の電気代を比較してみました。
去年(2月1日~28日)・・・275.8kWh 6,281円
今年(2月1日~28日)・・・421.3kWh 11,419円 前年より+5,138円増
おお…やっぱり上がりましたね。ぎりぎり2倍いかないぐらい。購入を検討中の方は、これだけの値上げを必要経費として割り切れるかで判断してみては?
じゃあたとえばオイルヒーターじゃなくてガスファンヒーターで寝室を温める場合、1ヶ月の電気代がどのぐらい上がるのか、推測してみました。
の記事にある1日8時間ファンヒーター使用した時の1日当たりのガス代は99円。
99円/日(ガスファンヒーター1日8時間使用時)×28日=2,772円
となります。
つまり、オイルヒーターを1ヶ月使った時と、ガスファンヒーターを1ヶ月使った時の差は
5,138円ー2,772円=2,366円となります。

つまり、オイルヒーターの代わりにガスファンヒーターを使った場合、月2,366円ぐらいは浮くということになりますよね。
寝心地は絶対オイルヒーターの方がいいので、冬だけ暖房代が多少上がっても私はオイルヒーターがいいですね~。
ガスファンヒーターは長時間閉め切った空間で使うと、空気がむわっとしてくるので換気が必要という点でも、寝室で使うには不便かなと思いました。
デロンギオイルヒーターはわが家にとってはマストバイでした!
電気代月5000円アップは痛い出費ですが、トータル的にみてデロンギオイルヒーターを買ってよかったなと思います。
快適な室内環境になってから、家族は風邪をひきにくくなったしなにより空気が乾燥しないから、安心して使用できるのがいいですね。
コメント