家で作るパスタはいつも同じ味でマンネリになりがちですよね。
それが野菜クズとパスタを一緒に茹でるだけでいつものパスタがびっくりするほどおいしくなるんです!
パスタと一緒に野菜クズを入れるだけで美味しくなる
調理で出た野菜の皮や野菜クズを捨てるのは実にもったいない!
野菜の根っこや皮には「フィトケミカル」という栄養素が含まれています。
フィトケミカルは免疫力がアップする効果があります。
おまけに抗酸化作用や美肌効果があるといわれていて、アンチエイジングに期待大なのです。
野菜が加熱されると野菜の細胞が壊れて、そこからフィトケミカルが溶け出します。
フィトケミカルがたっぷり溶けだしたお湯でパスタを茹でると、パスタに野菜の栄養や旨味がしっかりと浸みこんでくれるという訳ですね。
作り方はかんたん。沸騰したお湯の中に塩とお好みの野菜クズを両手一杯分ぐらい入れて、パスタをいつものように茹でるだけです。
パスタソース別おすすめ野菜クズ
どんな味のパスタでも野菜の種類に関係なく美味しくできあがりますが、パスタソースのタイプによって入れる野菜を変えてみると、よりおいしくなりますよ。
ナポリタン・ミートソースなどのトマト系
- 玉ねぎの芯や皮の内側
- にんじんの皮や根
- キノコ類のいしずき
- ごぼうの芯
- 大根の皮や根
- セロリの茎
- 白ネギの青い部分 など
根菜類の野菜は、野菜の出汁の存在感が強いので濃い味のパスタソースにも負けずにパスタの旨味を底上げしてくれます。
パスタに野菜の旨味や深みを感じられて、いつもの定番パスタがグレードアップ。
ペペロンチーノ・クリームソースなどのあっさり&マイルド系
- ピーマン
- トマトのへた
- とうもろこしの芯やひげ
- 長ネギのヘタ
- アスパラガス
- キャベツ
- きゅうり など
薄味のパスタソースには緑の野菜との相性が抜群。すっきりとさわやかな出汁がソースや食材本来の味を邪魔しません。
いわゆる青もの系の野菜はパスタと一緒に茹でることであっさりとさわやかな風味をプラスしてくれます。
野菜クズは冷凍して栄養アップ
野菜クズは、冷蔵保存で3日程もちますが、おすすめの保存方法はジップロックに入れて冷凍保存。冷凍の場合は1ヶ月ぐらいをめどに使い切りましょう。
冷凍保存は保存期間が長くていいだけではありません。
冷凍するときに野菜の細胞が壊れるので、お湯の中に入れた際に野菜から栄養が溶け出しやすくなるというメリットもあります。
野菜クズまで無駄なく美味しく使い切ろう
いつも捨てている野菜クズが実は健康にも美容にもよくて、おまけにパスタが美味しくなる…いいことだらけですね!
ゆで汁にこっそり入れた野菜クズで「今日のパスタ、なんかいつもより美味しい」と言ってもらえるかもしれません。
余った野菜クズはどんどんジップロックに入れてストックしちゃいましょう。
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