お日様の下に干したふかふかの布団って、気持ちいいですよね。
でも、今まで普通にできていた布団干しが、住宅事情や共働きなどの事情でなかなかできなくなりました。
干せなくなっただけじゃなくて、布団の汚れも気になります。でも、おうちだとなかなか布団は洗えません。気になりながらも、そのまま放置に、、、っていう人が多いかもしれません。
そんなあなたにピッタリなのが、布団の宅配クリーニングです。布団の宅配クリーニングについて失敗しない選び方、選ぶ際に気を付けるポイントなどをまとめました!
布団クリーニングっていいの?
「洋服はクリーニングに出すけれど、布団ってクリーニングに出したことないなあ。布団クリーニングって出した方がいいの?」
と思っている方。
ぜひ、布団クリーニングやってください!めちゃくちゃおすすめです。
布団は布団干し、除菌スプレー、布団乾燥機、布団用掃除機などで対策をしている方も多いかもしれません。ですが、これだけでは不十分です。
毎日使う布団には、汗、皮脂、ホコリ、ダニがいっぱいついています。
これらの汚れは、先ほどの対策だけでは完全に落としきれません。
さらに、寝ている間はあなたの想像以上に汗をかいています。かいた汗で、布団にはカビやダニが繁殖しやすくなっている状態です。これらの汚れを、自己流のお手入れだけで取るのは至難の業です。
たしかに、お日様のもとに干したお布団は気持ちがいいですし、布団乾燥機もふかふかになります。
しかし、布団内部で繁殖しているカビやダニまでは到底届いていないのが事実です。さらに、共働きの方で忙しく生活していたり、最近の狭い住宅事情を考えると、布団干しまではなかなか手が回りませんよね。
「じゃあ除菌スプレーは?効いてないの?」
除菌スプレーに至っては、表面的な効果だけです。布団用掃除機も同様に、きれいになっているのは布団表面だけです、、、確かに、汗やカビ臭いニオイには効果があるかもしれませんが、肝心のカビやダニ事体にはあまり効果は期待できません。
「汚れた布団をそのまま使い続けるとどうなるの?」
ダニにさされてかゆみが出る程度ならまだしも、さらに進行すると、アレルギーや体調不良を引き起こします。特に小さなお子さんや、妊娠中のママは要注意です!
アレルギーに敏感な方の間では、布団を定期的にクリーニングに出される方が多くなっています。私の家族の中でも夫と9歳の娘がアレルギー体質で、本人たちは寝ている間に気づかず体を掻いてしまっています。
熟睡できていないし、掻いた後も痛々しくて見ているとかわいそうでした。

毎日布団を干すこともできていない自分に対しても主婦として罪悪感を感じていました。
そんなわが家でも布団クリーニングを利用するようになって、寝ている間の不快感から解放されて、当の本人たちは嘘のようによく眠れるようになりました!
今はアレルギー体質ではない方も、ダニや埃が引き金となってなってしまうケースも多いです。一日の終わりをきれいな布団で眠れる環境を整えることはとても大事なんです。
布団宅配クリーニングのメリット・デメリット
布団は、重いうえにかさばります。クリーニング店に持っていくのも、引き取りにいくのもたいへんな重労働です。布団をクリーニングに出す場合、宅配を利用する方が増えています。
ただ、メリットだけでなく、デメリットもしっかりチェックしておきましょう。
布団宅配クリーニングのメリット
- ネットで24時間申し込める
- 料金体系がシンプル
- 保管してもらえるサービスがある
- 取りに行く、受け取りに行く手間が省ける
簡単に、パソコンやスマホを通してネット上から申し込めます。
料金体系も明確でわかりやすいです。
業者によっては、シーズンオフの布団の保管サービスをしてくれるところもあります。必要な時期になったら自宅へ届けてくれます。日本の狭い住宅事情を考えると、このサービスは助かりますね。
クリーニング店の営業時間を気にしないで、あなたのペースで好きな時に宅配クリーニングに出せるのは、毎日忙しく生活している私たちには大きなメリットです。
布団宅配クリーニングのデメリット
メリットだけでなく、デメリットもきちんと見ておくことで、「こんなはずじゃなかった!」という失敗はしません。
- お店で対面できない
- 送料がかかる
- 引き取りまでに時間がかかる
- たくさんあって選ぶのが難しい
布団宅配クリーニングのデメリットは、直接お店で対面しないので、クリーニングの質が落ちるんじゃないかという心配や、大切に布団を扱ってくれるのかどうか不安に感じることでしょう。
また、送料がかかることや、往復に宅配を利用するので引き取りまでに時間がかかることを心配する方もいます。
さらに、今や、布団宅配クリーニングの業者は沢山あって、どの業者を選べばいいかわからない点もデメリットといえばデメリットです。
布団クリーニング業者の選び方
たくさんある布団宅配クリーニング業者から、どうやって自分にピッタリな業者を選べばいいのか?選ぶ際に気を付けたいポイントをご説明します!
価格をチェック
業者によって、1枚ずつの料金か、複数枚のセットやパック料金を設定しているところがあります。あなたの出し方、出す枚数によって合うところを選びましょう。
布団の枚数 | ヤマトヤクリーニング | ふとんリネット | リナビス | しももとクリーニング |
1枚 | 7700円 | 8800円 |
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8800円 |
2枚 | 9750円 | 11800円 |
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11800円 |
3枚 | 13800円 | 12800円 |
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13800円 |
4枚 | 15500円 | 14800円 |
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なし |
5枚 | 21850円
(ただし5枚以上は6枚つめ放題の15900円推奨 |
1枚につき+3000円 | なし | なし |
枕 | 1100円 | 2000円 | 1650円 | 980円 |
毛布 | 2枚7700円 | 1500円(条件あり) | 3289円 | 980円 |

布団だけクリーニングに出すか、毛布や枕も一緒に出すのかによってもトータルの料金は変わってきますね
洗う方法、乾燥の仕方をきちんとチェック
一口に宅配クリーニングといっても、洗い方や乾燥の仕方も業者によってそれぞれちがいます。せっかく、高いお金を払っても、洗い方によっては、思っていた仕上がりにならないことがあるので、事前にきちんとチェックしましょう。
洗い方についてチェックする点は、以下の通りです。
- 水洗いorドライクリーニング
- まとめ洗いor個別洗い
- 手洗いor 機械洗い
- 合成洗剤 or 石鹸
どの洗い方を選択するかは、布団の種類や、アレルギーの有無など自分に合った方法かどうか考えて決めるといいでしょう。
乾燥の方法
乾燥の仕方も業者の見極めポイントです。タンブラー乾燥をすると中綿が硬くなる布団もありますから、事前に問い合わせておきましょう。
あなたのお布団がタンブラー乾燥不可な布団の場合、乾燥室を利用する布団宅配クリーニングを選ぶといいでしょう。
クリーニングできる布団の種類
布団には、掛布団、敷布団、こたつ布団があります。これらの布団はすべて布団クリーニングを利用することができます。
羽毛布団は、どのクリーニング業者も取り扱っています。でも、綿布団、羊毛布団もほとんどの所は預かってもらえます。でも業者によっては取り扱い対象外のこともあるので、事前に確認しましょう。
オプションとして出すことができる寝具一覧
掛布団、敷布団、こたつ布団以外の寝具も出したい場合は、オプションとしてクリーニングに出すことができます。
追加料金として、だいたい一項目あたり2000円前後かかります。
布団同様、洗濯機では洗いにくい枕や毛布も出せば、まとめてすっきり気持ちいいですね。
布団宅配クリーニングに出すときは、季節の変わり目などに、全セット出されることをおすすめします。

あのすがすがしい気持ちよさをぜひ体験してみてください!
取り扱い対象外の寝具一覧
マットレス・ムートン素材・本革製品、ノンキルト・電気毛布・無圧布団
破れや穴があるもの・汚れ、ニオイがひどいもの
ただし、マットレス、ムートン、無圧布団については専門に取り扱っている業者もあります。
ただ、ノンキルトふとんは、取り扱い外のところがほとんどです。
ノンキルト布団というのは、縫っていなくて接着剤で止めているだけの布団です。洗ったり乾燥したりしている間に、接着剤が溶けてしまうため、取り扱われていません。
布団宅配クリーニングのサービス比較
ここではわたしが実際に利用した布団クリーニング4社を比較していきます。
『詳細ページ』では、わたしが布団クリーニングを利用した時の体験レビューをまとめています。
どこも注文枚数が増えるほど安く利用できますが、1枚当たりの料金が最安値なのがヤマトヤクリーニングでした。
ヤマトヤクリーニングとリネットは申し込みからお届けまでの期間が早かったです。
でもしばらく布団の出番がない場合や、保管サービスを利用するというのなら納期の早さは気にしなくてもいいでしょう。
詳しくは各ページのわたしの体験レビューを参考にしてみてくださいね。
布団クリーニングには、どのぐらいの頻度で出すのが正解?
一般的な家庭では夏用布団、冬用布団があって、それを季節ごとに入れ替えますよね。夏冬の布団を入れ替えるタイミングで、布団クリーニングに出すと覚えておくとわかりやすいです。
普段のお手入れにプラスして、1年に2回布団をクリーニングに出すと清潔を保ち続けられます。
あるいは小さなお子さんやアレルギー体質の方がいる場合は、ワンシーズンごとにクリーニングに出すのがおすすめです。
ワンシーズンごとにクリーニングに出せば、次のシーズンに出すときも毎回安心です。
干しただけでしまい込んだままの布団は、押し入れの中でカビや雑菌が繁殖する可能性があります。ワンシーズン使用した布団は、シーズン終わりに布団クリーニングに出して、汚れを一掃しましょう。
夏の肌布団などを家庭用洗濯機で洗う方もいるかもしれませんが、十分汚れが取り切れているか、心もとないです。

少々お金がかかっても家族の健康のため、自身の心の安定のため!
布団クリーニングなら、確実に汚れを落としてくれるから安心です。もし、家庭用洗濯機で布団を洗う場合でも、2回に1度はプロの手に任せましょう。
布団クリーニングに出す前後にチェックしたいこと!
布団宅配クリーニングは、対面して汚れや破れをチェックすることができませんので、出す前、返ってきたときにチェックするポイントがあります。
布団宅配クリーニングでトラブルになるケースとしては、色移りや破れ、ファスナーの破損などがあります。
クリーニングが原因なのか、出す前からの問題なのか、水掛け論になる場合も多いです。そんなトラブルを避けるには、事前に布団の状態をしっかりチェックしておきましょう。
クリーニングに出す前にチェックしておきたいポイント
布団宅配クリーニングに出す前には、布団の汚れ、傷みなどの現在のコンディションをチェックしておきましょう。
さらに心配な方は、生地が薄くなったり、ファスナーが壊れかけている部分などを念のため、出す前に写真を撮っておくと安心です。
クリーニングから戻ってきたときにチェックしたいポイント
クリーニングから帰ってきたら、まずは出す前にチェックしておいた点が悪化していないかチェックしましょう。
落としてほしかった汚れやシミがきちんと落ちているかも確認しましょう。逆に、クリーニングに出したことで色移りや変な臭いが移っていないかも要チェックです。
気になる点があれば、時間をおかず、早めに業者に連絡しましょう!時間が経てば、業者によって対応してもらえないこともあります。
自宅でできる布団のお手入れ方法と保管方法
夏前と冬前の1年に2度、布団クリーニングに出すのがベストです。しかし、布団は毎日使うものですから、日々のお手入れも大切です。
お手入れ方法
効果的で衛生的なお手入れ方法をご紹介します。
布団には第一に、湿気対策が欠かせません。
布団の中綿は湿気を吸いやすいことをご存じですか?洋服以上に湿気対策が肝心なんです。さらに寝ている間に、人がかく汗ははコップ1杯以上。それを布団が吸っていることになります。
- 起きたら、すぐに風を通す
- 定期的にお布団を干す
- 布団乾燥機をかける
やっぱり基本は天気がいい日にお布団を干すか、布団乾燥機をかけることが大切です。
布団を干せない環境の方は、布団乾燥機が便利ですよね。
布団の敷き放しは論外です。面倒でも毎日上げ下ろしをしましょう。
そして部屋のこまめな換気も大切です。
布団の保管方法
シーズンオフの布団の保管方法にも要注意!押し入れや収納袋にしまう前には、
よく乾燥させてから保管しましょう。忘れがちな押し入れの換気も意外と重要です。
保管中のダニ、カビ対策も便利グッズなどを用いて忘れずに行いましょう。
どれだけ対策していても、湿気がたまりやすいなどの住宅環境によってカビやダニが布団についてしまうことも。
布団クリーニングから返ってきた圧縮された布団は、真空になっていて6ヶ月程度そのままでも湿気やカビが生える心配はありません。だから心配な人は使う直前まで開封しないのがいいかもしれませんね。
リナビスやふとんリネット は無料で圧縮袋に入れられて返ってきます。
リナビスの保管無料サービスや、ヤマトヤクリーニングの保管付きクリーニングのプランもおすすめ。
冬の羽毛布団や毛布は場所をとりますしね。使う時期が来たら届けてもらうなら、カビやダニの心配もなく安心です。
ふかふか清潔なお布団で家族を笑顔に
布団宅配クリーニングの基本について、まとめました。自宅ではなかなか洗うことができない布団のお手入れは、今まで目をつむっていた方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
仕事に家事になにかと忙しい現代人の負担軽減に、布団クリーニングを利用する価値は十分にあります。
なにより家族の健康、衛生の面からもぜひおすすめしたいです。
また、普段からできる日常的なお手入れ方法、布団の保管方法もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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